フリマアプリで稼いでみた!?

~フリマアプリ初心者が1年で100万円稼ぐ奮闘物語~

ミニマリストを目指し断捨離→フリマアプリに目覚めるまで

 

私は毎年毎年、「今年は〇〇するぞ!!!」という目標を立てている

 

 

ある年は「禁煙するぞ!!!」と意気込むが、除夜の鐘を聞きながら無意識にタバコをふかしており挫折、煩悩はニコチンを超えれないと学んだ

 

またある年は「今年は筋トレするぞ!!!」と意気込むが、正月早々飲みすぎてあっという間に三が日が過ぎ去り、まぁいいか、明日やれば!と自分を納得させ、自堕落の年明けとなり挫折

 

またまたある年は「今年は登山に力を入れるぞ!!!」と意気込むが、素人の私が雪山にアタックできるわけもなく、山開きの日に老夫婦が上るようなハイキングコースを1度登っただけで満足し、挫折

 

 

 

他にも細々あるが、私は目標を立てても実行する力も、継続力も、根気も無い典型的ダメ人間である。

自覚してるからか、2024年を迎えるにあたって目標を定めるのもやめていた。

自分で自分のことが一番わかっている、どうせ無謀な目標を立て意味の分からない理由を無理やり付け、自分を正当化させる天才だからだ。

期待も努力もしないほうがいい、平々凡々に可もなく不可もない日々を送れればそれで十分だ。

 

そんなこんなで目標もたてず2024年最初の1週間を過ごしていたが、ひょんなことから断捨離に目覚めたのだ

 

 

「持ち物は最小限でいい、自分の荷物はキャリーバッグ1つに全て収まるくらいがちょうどいい」

 

 

思った日が吉日、私はあらゆるものをゴミ袋に詰めに詰めた

衣類、ゲーム、雑貨、昔の職場で使っていた道具

一心不乱に詰めていたらパンパンのゴミ袋5袋、しかしまだまだ先は長い

この時点で私は挫折しそうになっていた

 

「めんどくさい」

 

脳内にこの文字が出てきた、今年も挫折か……

そして床に腰を下ろしパンパンのゴミ袋と乱雑になったクローゼットを眺めた

よくもまぁこんなに要らないものがあるもんだと、我ながら感心した

 

ゴミ袋の中に白い紙箱が4つあった、中身も確認してなかったな

燃えるゴミかなと思い中を開けてみるとなんてことはない

昔ながらの喫茶店にあるコカ・コーラの灰皿だった

 

こんなものどこで貰ったのか、買ったのかも覚えていない、思い入れも何もない、いつもなら普通に何も考えずにゴミとして捨てる、その程度のものだ

 

今でもなぜかわからないが、その時急に思った

 

「これ、売れたりするんじゃね??」

 

 

こんなゴミをリサイクルショップに持っていったら多分逆にお金を取られるだろう

でも、これを欲している人がいるはず……

根拠もない自信と、どうせ捨てるしダメで元々だな

すぐにフリマアプリをインストールし、初めての出品に右往左往しながら30分位時間がかかり、前述の灰皿1つ出品した

価格は今でも覚えている

 

 

「888円」

 

 

こんな値段で買う人いるのか、発送ってどうやるんだ、いやそもそも売れるのか

いや、売れるわけないよな、だって私からすればゴミだから…

先ほどまであった根拠ない自信が、出品の苦労でどこかに消えてしまった

 

 

そんな時だ

「~~♪」

 

 

‐商品が購入されました、発送準備をしてください‐

 

 

この瞬間、2024年フリマアプリで100万円稼いでやる

何度も挫折した新年の目標が、今年は2週間遅れでやってきた

 

 

そんなアラサー男子のフリマアプリの記録をこれから記していきたいと思う

どうか応援してて欲しい、冷やかしながらでもいいから見てくれると嬉しいです